2016年12月17日土曜日

僕は人間関係にコストを割かない

表題の通り。

たとえば仕事でも「明日こそは他のプロジェクトに話しかけに行こう」なんて考えるのだが、いざ当日を迎えると、仕事に集中して過ごすわけだから、気がづけばもう定時だ。
定時になれば「まあ、また明日で良いか」と考えてしまうし、無限ループ。
おそらくちょっとした時間や、心のコストを割けているのだろう。

「社内でもう少し人間関係を大事にしよう」なんて考えながら、思えばもう半年も経過していたりする。
そうすると、前にちょっとだけ話しかけた人も態度が冷たくなるし、なかなか人間関係(仕事上の良好な関係)ってのを進展させられない。
もちろんチームのメンバーとは仲良くやっているのだが、業務上の関わりが薄いメンバーに関しては、積極的に関われていない状態だ。

(もし仮に僕が就活中で、こんなブログを人事担当者が見たら、採用を見送りたいと思うかもしれない。ちゃんとした言い訳を用意しておかないと!)

昼休みはちゃんと休んだり、外を眺めながら意識を癒やしたり、ソファで瞑想をしたりして過ごしたい。
昼にも人と話していたら、午後に働くコンディションを整えられないじゃないか。
(逆にみんな、昼にちゃんと休まないで、よく1日仕事を続けられるなと思う。無限の体力があるのか。。?)

ところで人生の多くは「どれぐらいコストを割くか」という問題だと思う。
仮に今よりももっと人間関係を重視して、そこにコストを割けば、きっと仲良くなれる人も多いだろう。
だが面倒くさがっていると、いつまでも関係は広がらない。残るのは、本当に相性の良い一握りのものだ。

たとえばスポーツをするのでも、才能よりも「かけた時間」の方がずっと大事だ。
どんなに才能があっても、1年の練習時間が1時間では上手くはならない。
同じように人間関係であっても、何のアクションも起こさない人が、関係を進展させることはない。
逆にたとえ人間性がどうであっても「多く働きかけた人」「時間を費やした人」はそれだけのリターンを得ることになる。

たとえば人気のある子どもはそうでない子どもより、他の子どもに働きかけた回数が6倍も多かったという。
たとえば、モテる男とモテない男の違いは、実は「働きかける量」の違いが大きかったりする。
そう、水面ではなく、水面下で多くの働きが起こっているのだ。

しかし色々な働き方、いろいろな生き方をする人がいる。
人間関係が豊かな人は目立つし、自分とのギャップやコンプレックスを感じやすいけれども。
実はその他にも目立たない人がいて、あまり多くの人間関係を持たずに、わりとひっそりと、だけど周りに迷惑をかけず、自分のスタイルで生きていたりする。
その人たちはまさに「目立たない」がゆえに、多くの人間関係を持たずともやっていけるのだ、という立証さえも目立たない。
だからきっと、僕たちが気付いていないだけだ。

ところで僕は学生時代から、どちらかと言えば群れずに生きてきたタイプだった。
それが良く言えば独立心があるということになり、悪く言えば人間関係がド下手だってことだ。
あえて「うまく群れる方法」を覚えたい。そうぼんやりと思う30代前半。

言うなれば、ずっと「ダイエットを始めたい」とか「運動を始めたい」とか心に思い描きながら、実践に移せていないような状態だ。
今日から、少しずつでも良い。「人間関係」って奴を始めます。

たぶん。おそらく。

そう、来年中には。。。きっと。

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