糖質制限を始めて1ヶ月以上が経つ。
今日気づいたことは「最近、舌が甘さに敏感になった?」ということだ。
本を読んで、そういう現象が起こり得るということは知っていたが、きっとプラシーボ効果に違いないということだ。
だけどどうやら、自分にも同じことが起きているようだ。
たとえば野菜ジュースを飲むと、ものすごく甘くて、野菜を摂っているというよりも、砂糖を口に放り込んでいる気分になる。
昔、はじめて野菜ジュースを飲んだ時は、甘いラインナップのものでも、野菜の苦味を強く感じていたはずだ。
たとえば、久しぶりに第三種のビールを飲もうとしても、ものすごく甘くて、舌がまったく受け付けない。
ビールの苦味よりも、甘さを5倍ぐらいは強く受け取るようになった。
「なんだこの砂糖水は!」といった感じ。
今までは頭で考えて糖質を制限していた。
だけど今は、頭ではなくて舌が「こんなに甘いものは無理」といって、自然に反応している感じだ。
こう考えると、今までは舌が糖だらけの生活に慣らされていたんだなと思う。
これが本当に肉体的な現象なのか、プラシーボ効果なのかは分からないが、個人主観的には味覚に変化が起きていることは確実だ。
この減少でひとつ良かったことは、ガムシロップ入りのコーヒーとか、たまに楽しみに味わう糖分でも、必要なのごくは少量になったこと。そして、前よりも甘さを楽しめるようになったことだ。
ふだん糖質を控えているからこそ、人より糖質を楽しむことが出来るとは、思いも寄らなかった。
やはり「体は本来、良い食べ物を知っている」のだなと思った。
いや、待て。本当にそうだろうか?
たとえばこんな話を聞いたことがある。
菜食主義を続けている人は、肉を食べるとものすごく気分が悪くなったりするという。
だが糖質制限では、肉をたくさん食べることはむしろ推奨されている。
では、このどちらの現象が正しいのか?
これはおそらく「体は良い食べ物を知っている」という話ではなくて、食習慣が味覚や体質を変えてしまうということの証拠ではないだろうか。
面白い!
0 件のコメント:
コメントを投稿